暑いにも程がある程熱い日でした。
この日もFCRのセット出し目的でククル入り。
到着してみると
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自転車で来てるライバル現る。
隣にはこのTシャツデザインのモデルも居てる。
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早速キック一発での始動確認。

そのまま一度コースインして実送感を確認。
マルチ初走行時より少し上まで回るようにはなっていたか、やはり全開域でのストールは変わらず、ちょい開け域が薄めに感じたのでリセットを行う。
ニードルとSJを濃い目に振りながら実走せずに様子を見てて、5度目のチェンジ時の時に悲劇が起こる。
中間域のジワ開け時に

「パキン」

「パラパラパラパラ」

という音と同時にエンジンストップ。

全てを悟るまで約3秒。
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現場で確認出来たのはキャブ下のこの破損。

この時クランクシャフトは見えておりませんでした。
走行中だったらオイルブチ撒いていたかもしれない。
さっさと片付けて放心状態のまま帰宅。

2日後の昨日、エンジンを開けてみた。
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バラしながら別の穴を発見。

ケースカバーやエンジンハンガーのボルトのへし曲げ確認。赤線が直線ライン。
端折りましてケース開けてクランク取り出し。
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コンロット折れてました。

しかしベアリングはダメージ無し感。
スルスル回る。
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ピストンとシリンダー。

ピストンは普通に上下出来てリングも損傷なし。
ピストンピンも回転する。打痕は見られない。
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ヘッド側から見たピストン。いつも通り。

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突き破った箇所。

しかしミッションは無事だった。
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嬉しいやら悲しいやら。

予想では、
薄目セットで焼き付き→ピストン固着→クランクが引きちぎれて暴れる
であったのだが、ピストンシリンダーは無傷に近かった。
折れたクランクの先はケース内にあった。
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ピストンピンとの結合部がおかしい。

伸びてる。ビヨーン。
コンロットが折れたのが先なのかわからない。
この状態からの復活は断念断念。
ついでにNSF自体も全バラ決行。
6時間かけてこの状態まで出来た。
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フレームが1番重たかった。


そのまま洗浄して撮影、ヤフオク行きになります。
無駄に社外パーツ入れてたので甘めにみても次期マシンの資金造成にはなりそう。

次はこれかな。
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NSFの回顧録は次にしよう。